価格と品質

価格を重視にした仏壇の選び方としてはどのような点を考えて決めていくのがベストだと言えるのでしょうか？仏壇の値段は使用している木の質や工法だったり、他には漆や金箔の品質、彫り物や蒔絵の精巧さによって決定されており、一般的に価格と品質は比例しています。ですが同じに見える仏壇だとしてもお店によって値段がかなり異なることもあるので注意が必要でしょう。懐の具合とも相談しつつ、身の丈に合ったグレードの品を選択していくと良いでしょう。

室内版のお寺でもあり、先祖などへの供養ができる仏壇ですが、購入したらまず仏壇に安置するご本尊やご位牌の開眼供養というのが必要です。

この儀式は魂入れやお性根入れとも言われており、基本的には自宅へ僧侶を招き行われることになるようですね。また仏壇供養と呼ばれる儀式もあり、これはお仏壇自体を買い換える時や処分する場合に必要となる儀式で、お寺でも受け付けてもらえるようですが、仕事として請け負う業者も多数存在しているようですね。

宗派によって、仏壇に置くご本尊が浄土真宗、浄土宗であれば阿弥陀如来、臨済宗、曹洞宗であるなら釈迦如来、真言宗であるなら大日如来だったり、日蓮宗ならば曼荼羅だったり違いがあり、脇尊はさらに細かな配置があるようですね。

仏壇を購入する際はできれば事前にネット上や専門の書籍、店舗のスタッフに聞いてみたりして知識を持っておくと良いでしょう。また、浄土真宗はお位牌は必須でなく、必ずしもというわけではありませんが金仏壇を用いるケースが多いようですね。